INTERVIEW

在宅で過ごされる方や
そのご家族の
支えとなりたい

看護師 / サンルーム輝き

2021年 入社 N.Y.

Q1

現在の仕事内容は?

主に定期巡回訪問介護・看護サービスのご利用者の自宅にお伺いし、サービスの提供を行っています。 サービスの内容については、医師の指示に従って行います。日々の体調確認やご利用者それぞれに必要な処置を行い、状況に合わせて医師へ相談・指示を依頼し、ご利用者が安心して在宅での生活を送れるようサポートしています。 また、介護スタッフと協力してサービス提供を行っており、介護スタッフとの情報共有に努め、ご利用者、介護スタッフの安全の為に医療や看護に対する知識をお伝えすることもあります。

Q2

訪問看護の職に就いたきっかけは?

訪問看護の職に就いたのは私の祖母がきっかけです。祖母は現在100歳を超える長寿ですが、在宅での生活を希望し、家族との同居を希望しておりませんでした。認知症はないものの膝が悪く、自身では外出ができず、デイサービスにもいきたくないとのことで、主に私の母がフォローしている状況でした。自宅からの距離もあり、徐々に母が疲弊していく姿を見る中で、在宅で過ごされる方への看護に興味を持つようになりました。 看護師の友人が訪問看護を行っていたこともあり、話を聞くなかで、私も在宅で過ごされる方やそのご家族の支えとなりたいとの思いが強くなり、訪問看護の道に進みました。

Q3

職場はどんな雰囲気?

在宅支援部は一人で訪問しており、単独にて行動する事がほとんどではありますが、どのスタッフもご利用者の事を第一に考え、その都度メールにて連絡し統一したサービスを提供できるように協力し合うことができています。 訪問の時間以外は事務所にて記録等を行っており、その日のご利用者の様子など報告し合いながら、サービスの内容等について相談することも多く、1人でご利用者について悩むことはありません。時には談笑することもあり、とても明るい職場です。

Q4

やりがいを感じる瞬間は?

在宅支援では認知症がある方も多く、家族からのご依頼で訪問することもあり、ご自身は介護の必要性を感じておられず、快く受け入れていただけないことや、ご本人との意思疎通が困難で、食事準備中に早くと怒られたり奇声を上げられたりすることもあります。ですが、そういった思いにも寄り添い関わるなかで、笑顔を見せてくださったり、感謝の言葉をいただけたりすることもあります。そういった時に私はやりがいを感じています。 また、ご利用者は自宅で過ごしたいとの思いが強い方も多く、そういった方がご自宅にてテレビを観られているいつもの情景にも、ふと仕事へのやりがいを感じることがあります。

Q5

自身の成長を感じる瞬間は?

看護を提供するなかで、失敗することや判断ミスをすることがあります。以前は失敗したこと自体に注目し、落ち込んでしまっていました。ですが今は、失敗や判断ミスはしないように注意した上で、起こってしまったことに対しては、なぜ起こってしまったのか、どうすれば起こらなかったのかをよく考えるようになり、次に活かすことができるようになったと思います。そういった経験を繰り返すことで、行動をする前に、この選択をするとどういったことが起こる可能性があるのかをよく考えるようにもなりました。今は、失敗した時こそ成長するチャンスだと思っています。

Q6

ワークライフバランスは充実してる?

残業は時々ありますが、なるべく残業なく定時にて帰宅できるよう調整してくださいます。 私は子どもがおり、保育園行事や私用で希望のお休みをいただくことも多くありますが、快く勤務希望を聞いていただけます。 保育園行事の日程が突然変更されたこともありましたが、上司、スタッフに相談すると、勤務調整してくださり行事に参加することができました。希望休がとりやすいため、日程調整がしやすく、友人との時間をつくることもでき、プライベートの充実に繋がっています。

Q7

みらいの仲間へメッセージを!

私は在宅看護の経験がなく、現在の職場が初めてでした。今までは医師や他の看護師の方がおり、何かあればすぐに協力が得られる環境でした。在宅看護に挑戦したいと思った時に、私の一番の不安は、何かあっても一人で対応しなければならないというところでした。ですが、今の職場では、一人で対応困難な時や、判断に迷うときは他のスタッフと相談しながら判断し、協力し合うことができており、安心して働くことができています。 入職してくる方それぞれに不安に思うことは違うかと思いますが、そういった思いに寄り添って安心して働くことができるようにサポートしていきたいと思っています。