INTERVIEW

食べることを
楽しみにされている
ご利用者のために

調理スタッフ / 松寿苑

2022年 入社 S.H.

Q1

現在の仕事内容は?

厨房で働いており、主に、調理、盛り付け、仕込み、洗浄などを行っています。調理と言っても、医療福祉の給食では飲食店とは違って、同時刻に100食以上の食事を提供しなくてはいけません。また、高齢者施設ということもあり、咀嚼や嚥下(飲み込み)の機能が低下した方に向けて、形状を変えたり柔らかさを合わせた介護食を準備することも含まれるため、作業の時間配分に工夫が必要だったり、咀嚼嚥下機能についての知識が必要になることもあります。

Q2

調理スタッフになろうと思ったきっかけは?

もともと料理を作るのが好きで、調理師の学校へ進学しました。その頃は給食事業、あるいは医療福祉の施設で働くという意識は全くなく、最初に就職したのは一般的なレストランで、そこで様々な料理の技術を学び基礎を身に付けることが出来ました。そこで働く中で、調理師として喜んでいただけるおいしい料理を提供出来る別の世界はないかという思いが募るようになり、色々模索した中から「医療福祉の給食」という分野に興味を持ち、現在の職場を選びました。

Q3

スタッフ教育の良いところは?

入職当初、自分のそれまでの経験や能力を考慮したペースで教育を進めていただけたところです。まだまだ、思う様にうまくやれないことも多いですが、主任さん達と一緒に定期的な振り返りをする機会も取ってもらえているので、一つ一つ目標を持って、その目標を達成できるように日々の仕事に取り組んでいます。皆さん優しく接してくれて、困ったときにも相談しやすい環境なのでありがたいです。

Q4

職場はどんな雰囲気?

厨房では老若男女、幅広い世代のスタッフが働いています。さまざまな経験を積んでこられたスタッフが集まっているので、意見が異なることもありますが、コミュニケーションを密にとって、ともに解決するということを繰り返していくことで、より親しく打ち解け合って、一つのチームとしてまとまっていると感じています。仕事をしながら、気さくに雑談することもよくあります。また、その中で特に気の合う仲間もでき、楽しく仕事をしています。

Q5

やりがいを感じる瞬間は?

早出や遅出もあり、食事は毎日提供しなくてはならないもので、穴を空ける訳にはいきません。その分、プレッシャーも大きく大変な仕事ではありますが、施設のご利用者の中には、食べることを何よりの楽しみにされている方も多くいらっしゃいます。そのような方々に一生懸命作った食事を、喜んで召し上がっていただけるのが、一番のやりがいです。また、手の込んだ食事を無事に作り上げたときには達成感を感じ、そういったこともやりがいに感じています。

Q6

ワークライフバランスは充実してる?

シフト制の仕事ですが、勤務予定に休みの希望を入れてもらえるので、プライベートの予定も組みやすいです。また、体調不良や、急な予定が入って休みたいことがある時も、スタッフ同士「お互い様」の気持ちでフォローしあって、仕事にも穴が開かないように調整してもらえるので、安心して勤めることが出来ています。休みはきちんと取れ、残業も少ないので、趣味や友人との時間もしっかり確保できるのは、モチベーションを持って仕事に取り組むためにも、すごくありがたいと感じています。

Q7

お気に入りの休日の過ごし方は?

一番気晴らしになるのはショッピングですかね!天神あたりをブラブラと色々と見繕いながらうろついている時が一番リラックスできているような気がします。あとは食べる事。新しい店や行ったことのない店を探して美味しいものを見つけに行きます。ラーメンが好きなので行きつけの店や評判の良い店を目指して、やっぱり天神をうろついていますね。その時は、なるべく調理師目線にはならずに、純粋に美味しいものを楽しむよう心がけています(笑)