INTERVIEW

患者さんに選ばれる
セラピストを目指して

リハビリスタッフ / 松寿苑

2018年 入社 K.S.

Q1

現在の仕事内容は?

老健ご利用者へのリハビリテーションを担当しています。老健入所では在宅復帰に向けたADL動作訓練(日常生活動作訓練)や転倒予防、介助量軽減を目的にリハビリを提供しています。デイケアでは、在宅生活の課題や希望、目標を伺い、在宅生活維持に必要なリハビリを実施しています。訪問リハビリでは、ご自宅や入居施設を訪問し、不安な動作に対する訓練の他、転倒リスクに対する助言・指導等を行い、デイケアと連携した連続・継続したリハビリを提供しています。

Q2

リハビリに携わろうと思ったきっかけは?

この仕事との出会いは小学生の時です。同級生に脳性麻痺の双子がいて、仲が良くて家に遊びに行った時に訪問リハビリが来ていて、こんな仕事があるんだと印象に残っていました。それから何となく頭の片隅にあった気がします。 もう一つはベタですが部活で怪我をして助けてもらったことです。大きな大会の前だったのですが、一生懸命寄り添ってくれたことを鮮明に覚えています。 この2つが大きな理由で「誰かのために」という思いでこの世界に入りました。

Q3

やりがいを感じる瞬間は?

一番は目標を達成出来た時です。目標には2種類あり、1つはご利用者の目標、2つ目はセラピストとしての目標です。これを同時に達成するのはなかなか難しいですが、一方でも達成出来れば嬉しくやりがいを感じます。 次に、ありがとうと言って貰えた時です。これはご利用者に言われた時だけではなく、ご家族、他事業所、スタッフ等、関わる全ての方に対して、”誰かのために”何か出来たんだなと感じる瞬間でもあり、やっていて良かったと思える瞬間です。

Q4

スタッフ教育の良いところは?

スタッフそれぞれが様々な病院や施設で経験を積んでいる専門的な知識を持ったセラピストです。 老健施設ということもあり、色々な疾患を持たれた方が対象になりますが、困った時に先輩方からアドバイスをもらえる環境には大変助かっています。 また、入職後は本人のキャリアやスキルに応じてバイザーが付いて丁寧に教えてもらえるので、スムーズに業務に入ることができ、分からないことも時間を割いて気軽に相談にのってもらえるので安心して働けます。

Q5

将来、目指している姿は?

正直明確なものはなくて… ただ私の考えとしてセラピストは患者さんを選ぶ側ではなく、患者さんに選ばれるものだと思っているので、担当であるなしに関わらず選んでいただけるようになりたいとは思っています。そのためのコミュニケーション能力や知識、技術の向上には常に取り組んでいきたいと考えています。 また「誰かのために」という思いでやっているので、ご利用者やご家族だけでなく仲間のスタッフも含めた様々な人のために働ける人間になりたいと思っています。

Q6

ワークライフバランスは充実してる?

子どもが小さく行事も多いのですが休みも取りやすく、体調を崩した際にも周囲のフォローがあり助かっています。同じような親世代も多く、子どものことを話しやすいのはありがたいです。残業もほぼなく仕事とプライベートをしっかり分けることができ、子どもと関わる時間がとれることは大きなメリットと感じています。自分自身家庭の事情でシフトに制約が必要な期間がありましたが、チームの理解もありシフトに都合をつけてもらえた時は凄く助かりました。

Q7

お気に入りの休日の過ごし方は?

やっぱり子どもたちと遊びに行くことですね。 平日が休みの日は、他のお客さんも少ないので室内遊園地や公園に行くことが多いです。なかなか子どもたちとの時間も作れないので、遊びに行く度に子どもたちの成長を感じさせられます。以前できてなかった遊具遊びができるようになっていたりと日々驚かされます… あとはラーメンを食べに行くことが好きなので、SNSやネットで調べたお店に足を運ぶことも楽しみで息抜きになっていると思います。